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TOKYO LOVERSが行く! Tokyo one day trip VOL.13 木場~新木場周辺散策TOKYO LOVERSが行く! Tokyo one day trip VOL.13 木場~新木場周辺散策

木材の街・木場~新木場周辺散策木材の街・木場~新木場周辺散策

木場エリアは名前の通り、
江戸時代から材木商が軒を連ねる、
木材の街だったことをご存知でしょうか?
震災や戦火によって度重なる被害を受けましたが、
その度に復興してきた木場の木材問屋。
現在は新木場へと拠点を移し、
世界最大の木材団地になっています。
今回は、そんな木場周辺エリアで
木にふれる体験や伝統の味を堪能してきました。

第39回「木と暮しのふれあい展」第39回「木と暮しのふれあい展」

木材の街・木場で親しまれる木のぬくもりや森の大切さを体験・実感できる人気イベント 木材の街・木場で親しまれる木のぬくもりや森の大切さを体験・実感できる人気イベント 木材の街・木場で親しまれる木のぬくもりや森の大切さを体験・実感できる人気イベント

東京の木・多摩産材に加え、日本各地の木材にふれあえる、毎年木場公園で行われる恒例のイベント。今回も木工作で実用的な椅子やお箸を作ったり、木挽き(こびき)と呼ばれる伝統的な製材技法を体験したりと、木のぬくもり・やわらかさ・爽やかで優しい香りを感じられる体験イベントが盛りだくさん!木製品の展示販売や木金魚すくいなどの木を使ったおもちゃやゲーム、寸劇「森の学校」、ブルーベリーやオリーブの苗木配布など、大人も子どもも楽しめる様々なブースが出展しました。木場が「木材のまち」だったと知らない新しい世代・住民にも、木の良さ、森を育てる大切さを伝えていける、長年にわたって親しまれるイベントです。

深川宿 富岡八幡店深川宿 富岡八幡店

江戸前あさりを使った伝統的な漁師飯が食べられる江戸情緒あふれる貴重なお店 江戸前あさりを使った伝統的な漁師飯が食べられる江戸情緒あふれる貴重なお店 江戸前あさりを使った伝統的な漁師飯が食べられる江戸情緒あふれる貴重なお店

江戸時代の深川は漁師町。遠浅の海が続き、貝類が豊富に獲れました。その漁師たちがご飯の上にアサリの味噌汁をぶっかけて食べたのが、現在の深川めしのルーツ。その後、大工などの職人がお弁当に持っていけるようにと、アサリを入れた炊き込みご飯型の深川めしが広く普及しました。しかし、東京湾の埋立などで深川から漁師がいなくなり、深川めしは衰退してしまったのです。深川宿では、その伝統的な味を地元の漁師さんから学び、当時の味を再現!一度は消えてしまった深川めしの味を現在に伝えています。とても貴重な東京産の新鮮な生アサリを使っているのは、こだわりと情熱の証!「ぶっかけ」と「炊き込み」の2種類を楽しめる、深川の伝統を味わえるお店です。

深川宿 富岡八幡店
電話03-5646-8678
住所東京都江東区富岡1-23-11
富岡八幡宮 境内
営業時間平日11:00~15:00(L.O.14:30)
17:00~21:00(L.O.20:30)
土日祝11:00~17:00(L.O.16:30)
定休日月曜日(祝日及び15・28日の場合は翌火曜日)
アクセス門前仲町駅から徒歩約3分
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木材・合板博物館木材・合板博物館

木の特徴から建材まで大人も子どもも楽しめるマニアックでユニークな博物館 木の特徴から建材まで大人も子どもも楽しめるマニアックでユニークな博物館 木の特徴から建材まで大人も子どもも楽しめるマニアックでユニークな博物館

木にまつわる様々なことが学べる、オフィスビルの中にある無料の博物館。無料といっても展示物はとてもユニーク!木の種類によって異なる、香りや重さ・音の違い・艶の有無や質感を、さわったり叩いたりしながら体感できるコーナーは、大人も思わず夢中になる楽しさ。また、毎週水曜・土曜の14:00から実演している「ロータリーベニヤレース」は必見のイベント。丸太がニョロニョロと削れて、大根の桂むきのように板ができあがる様子にびっくりします!江戸時代の材木商のジオラマや木場の歴史を紹介するコーナーもあり、「木のまち」の今と昔を感じることができる、大人も子どもも楽しめる充実の博物館です。

木材・合板博物館
電話03-3521-6600
住所東京都江東区新木場1-7-22
営業時間10:00~17:00(最終入館16:30)
定休日月・火・祝日
アクセス新木場駅から徒歩約7分
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甘味処 いり江甘味処 いり江

大島と神津島の天草で作る風味と食感が絶品の寒天下町甘味処の代表格 大島と神津島の天草で作る風味と食感が絶品の寒天下町甘味処の代表格 大島と神津島の天草で作る風味と食感が絶品の寒天下町甘味処の代表格

香りがある大島産と弾力のある神津島産の天草を、こだわりの比率でブレンド!研究熱心だった初代が考案した黄金比を守り、手間暇かけて毎日手作りしている寒天は、磯の風味とプリッとした食感が絶品!8時間かけて炊き上げるふっくら柔らかな赤えんどう豆、自家製の黒蜜、うっとりするほどなめらかなこし餡とのハーモニーが絶妙で、スプーンが止まらなくなってしまう美味しさです。シンプルな豆かんや、酢醤油の効いたところてんなども粋な一品。お汁粉やお雑煮、夏季限定のかき氷など、メニューも豊富。ほっと落ち着く、帆を休める入り江のような空間で、素材と手作りにこだわる老舗の味を堪能しました。

東京の特産物(テングサ)

Tokyogrown's Producers
 三宅島漁業協同組合 採介藻部会
 梅田寛己さん

甘味処 いり江
電話03-3643-1760
住所東京都江東区門前仲町2-6-6
営業時間平日11:00~19:30(L.O.19:00)
土・日・祝日11:00~18:30(L.O.18:00)
定休日水曜日(祝日及び1・15・28日は水曜日も営業)
アクセス門前仲町駅から徒歩約3分
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佃宝 深川東雲本店佃宝 深川東雲本店

無添加で身体に優しい昔ながらの仕事が息づいた素材を活かした本物の味 無添加で身体に優しい昔ながらの仕事が息づいた素材を活かした本物の味 無添加で身体に優しい昔ながらの仕事が息づいた素材を活かした本物の味

一つ一つの素材に合わせて味付けを調整して作る伝統の佃煮は、素材の風味が活きたこだわりの品々。創業当時の製法を守り継ぎ、添加物を一切使用せず、手作りの身体に優しい佃煮を追求しています。また、佃煮では初めて、東京都地域特産品認証食品(商品に込めた思いやこだわり、味や品質等を都が認証した食品)に認められ、東京を代表するお土産としても知られています。一番人気の定番「生あみ」や「田作り」「赤えび」「三色こぶ」など種類も豊富。旬の新商品や豊洲市場から届く野菜も店頭販売しており、近隣住民からも人気のお店です。

佃宝 深川東雲本店
電話03-3529-2940
住所東京都江東区東雲2-2-8
営業時間10:00~19:00(日曜、祝日は~18:00)
定休日無休
アクセス東雲駅から徒歩約5分
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今回のTokyo one day trip
木材の街・木場~新木場周辺散策レポート

温かな木のぬくもりのように
江戸の情緒が心をほっとさせるふれあいの旅になりました

ふれあってみて初めて分かる、木のぬくもりや香り・質感。日本の文化に根付いた「木」のある生活。とても身近で忘れそうになるけれど、森を育て、継承して守っていかなければいけない、大切な産業の一つになっています。それと同じように伝統の味を守り、その美味しさで多くの人を楽しませている名店も、東京の誇りだと感じる旅になりました。

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